今注目の「低カリウム野菜」って?

野菜
腎臓に負担がかかってくると、野菜類や果物類に多く含まれる「カリウム」の摂取が制限される場合があります。
これは、腎臓の機能の低下により、カリウムを体外にうまく排泄することができなくなってしまうためです。
それを無視してカリウムを摂取していると、高カリウム血漿という症状を引き起こし、不整脈を起こして心臓にまでトラブルが及び、命に関わる事態になります。
そのような事態を防ぐため、腎臓に問題がある方の場合は、生野菜や生の果物を極力摂取しないようにと医師から食事の指導をされることがほとんどです。
カリウムは、加熱するか、水にさらすという下処理を行うことで減らすことができるのです。
ですが、やっぱり腎臓に問題を抱えていても、どうしてもシャキシャキの生野菜や新鮮な生の果物が食べたいと思う人はいますよね。
そのような人の望みを叶えるために作られたのが、低カリウム野菜というものです。

注目!低カリウム野菜とは?

低カリウム野菜は、室内の水耕栽培用プラントで、蛍光灯の光によって作られます。
室温や液肥の濃度をコントロールし、栽培途中でカリウムを極力含まない液肥を用いることにより、野菜が本来持つカリウム含有量を85%程度減らしています。
腎臓に問題がある人でも食べることができるレタスやメロン、ベビーリーフなどがあり、手間ひまがかかるために価格は高めですが、大きな注目を集めています。
まだ量産するのは難しい段階ではありますが、今後の展開に期待が持てますね。

まとめ

食べ物の管理というのは、本当に大変ですよね。
どうしても食べたいと思う食べ物を、ガマンしてばかりいるのは、逆にストレスになって体にも良くないことです。
腎臓が気になる人や、医師からカリウムの制限を受けている人でも、低カリウム野菜を上手に利用して、自分好みの食生活を、ストレス無く続けていけたら良いですね!
透析治療を受けている人などのことを考えて作られた低カリウム野菜。
病院施設などを中心に、今後、広まりを見せていくことでしょう。