クレアチニンって一体なに?

健康診断で血液検査や尿検査をしますよね。
その結果で、クレアチニンという項目を見たことがありますか?
検査項目においてのクレアチニンは、腎臓の機能を表す指標になります。
しかし、そもそもクレアチニンって一体なんなのでしょうか?

クレアチニンとは?

クレアチニンとは老廃物の一種で、筋肉のエネルギー源であるクレアチンリン酸の代謝産物です。
健康診断などの検査項目では、CrやCRNなどと表記されます。
血液中に存在し、通常は、尿とともに排泄されます。
しかし、腎機能が低下していると、尿中に排出されずに血液中に溜まっていきます。
ですから、腎機能が正常かどうかを調べる時に、血中や尿中のクレアチニン値を測ることでわかるのです。
血中のクレアチニンを「血中クレアチニン値」といい、尿中のクレアチニンを「尿中クレアチニン値」といいます。

クレアチニン値でわかるのはどんなこと?

血中クレアチニン値は、採血をして血液検査によってわかります。
また、尿中クレアチニン濃度は、24時間蓄尿中のクレアチニンの重さを体重で割って算出します。
では、血液検査や尿検査でクレアチニンを調べてどんなことがわかるのでしょうか。
検査で、血中クレアチニン値が上昇し、尿中クレアチニン値が低下していると、腎機能が低下していて、
腎臓や尿路系の病気の疑いがあることがわかります。
その基準となる血中クレアチニン値の正常値は、男性で0.6〜1.2mg/dl、女性で0.4〜0.9mg/dlで、
尿中のクレアチニン値は、男性で20〜26mg/kg/日、女性で14〜22mg/kg/日となっています。

まとめ

今回は腎機能の低下の指標となるクレアチニンについて、クレアチニンとはどんなものなのかを詳しくまとめました。
また、そのクレアチニンを用いた検査方法によって検査し、血中クレアチニン値や尿中クレアチニン濃度が基準値と比べてどうなっているのかを調べ、腎臓や尿路系の具体的な病気を診断していきます。
例えば、血中クレアチニン値は基準を大きく上回っていて、尿中クレアチニン濃度も基準を大きく上回る場合は、慢性腎炎や腎不全が疑われますし、異常が軽度であれば、脱水や、尿管結石、前立腺肥大の可能性が高いなどと判定されます。