「塩分」が腎臓にもたらす悪影響とは?

カリウムの多い、塩分

夏に積極的に摂らなければならないのは「水分」と「塩分」です。どちらが足りなくなっても熱中症や夏バテになってしまいます。しかし、腎臓の疾患を良くしたいと考えている方には、
塩分には体温を下げる働きがあるといわれ、夏にバテ気味の時でも効果的に水分と栄養を補給できる、優秀な食べ物として知られています。
そんな塩分ですが、腎臓には悪い影響をもたらす場合もあるので要注意です。

食塩にはカリウムがたっぷり!

実は塩には、カリウムという利尿作用のある成分が豊富に含まれています。このカリウムは、腎臓病を予防するという観点から見れば、良い効果をもたらすといわれています。
余分な水分を排泄させることにより、むくみを予防したり、腎臓の効果を高める働きがあるのです。
ですが、実際に腎臓の疾患を持っている方の場合は、腎機能の衰えにより、尿をうまく作ることができなくなってしまいます。
すると、カリウムを過剰に摂取することで体内に残り、心臓にまで負担をかけてしまう状態になる可能性があるのです。
そもそも、腎臓の状態が悪化していると、利尿作用の高い塩分のような食べ物を食べても、尿を排泄する機能には効果がありません。
だから、カリウムを豊富に含む塩気の強い食べものを食べても悪い影響を及ぼすだけで、良い効果は期待できないのです。
塩分は、水分豊富で利尿作用にも優れた健康食材!というイメージを持ち、腎臓のためにとせっせと食べる人は要注意です!
夏になると、そんな塩分の摂り過ぎが原因で、カリウムが過剰になり、入院しなければならない事態になってしまう人もいるほどです。
カリウムは加熱や、水にさらすなどの下処理を施すことで減らすことができる成分なので、お野菜はなるべく水で晒しましょう。
唐辛子やわさびなどの香辛料を上手に活用して、薄味で美味しく食事を楽しむ工夫が必要ですね。
腎臓に疾患を抱えている方、食事に関して医師から指導を受けている方の場合には、夏場でも塩分は極力摂り過ぎないようにしましょう!

まとめ

同じ食べ物1つをとっても、腎臓病の予防の観点で見るか、既に腎臓病を患っている人の観点で見るかによって、もたらす影響が全く違ってきます。

腎臓に対して良い側面と悪い側面を持つカリウム。
そんなカリウムを豊富に含む、塩分のような食べ物には、特に注意が必要ですね!