尿管結石予防の食事について教えて!

背中や脇腹に激痛が走り、血尿も出ることがある尿管結石ですが、患者数は年々増加傾向にあります。
しかも最近は女性や若年層にも増えつつあります。
一度、結石になった人は約5年で半数の人が再発すると言われている尿管結石の予防について、特に食事面での予防法を中心にまとめます。

尿管結石を防ぐための4つの食事法とは?!

では、尿管結石を防ぐための食事法をまとめます。

(予防1)水を1日2リットル以上飲む!!

結石は尿の中のシュウ酸、カルシウム、尿酸などが結晶化することで出来ます。
また、尿管結石の多くがシュウ酸カルシウムで出来ています。
体の水分が不足したり、ストレスで疲労すると、尿が濃くなり、結晶化できやすく、詰まりやすくなるので、食事以外で水分を2リットル以上とるように心がけましょう。
水分は、お茶や水でOK です。
逆に清涼飲料水は、砂糖が多いので尿中にカルシウムを多く排出し、結石をできやすくしてしまうので避けましょう。

(予防2)バランスの良い食事をする!!

食事内容や生活習慣が結石に大きな影響を与えることが研究で明らかになっています。生活習慣病の予防のためにもバランスの良い食事を心がけましょう。

おすすめの食材:
・果物、野菜、海藻類など。これらの食材に含まれるクエン酸、マグネシウム、食物繊維は、結石の形成を予防します。

・カルシウムを多く含む食材。牛乳や豆腐、チーズなどがあります。結石のもとであるシュウ酸を尿中に排泄しにくくします。

カルシウムは、とりすぎると、結石になってしまうと誤解されている人も多いのですが、逆で、必要量足りていれば、尿管で結石にならずにその前の段階において腸でシュウ酸カルシウムになってくれるので、便になってちゃんと排泄されます。
しかし、カルシウムが足りていない場合に、血液にのって腎臓へいき、尿中でシュウ酸カルシウムになって結石になるのです。
だから、カルシウムはしっかり摂取しなければならないんですね。

(予防3)NG食材を控える!!

・シュウ酸は結石のモトになります。シュウ酸を含む食材は、控えるようにしましょう。
ほうれん草、タケノコ、チョコレート、ココア、紅茶などです。
・脂肪分の摂取を控える
脂肪分をとりすぎると、脂肪酸が結石の原因となります。
・アルコールの摂取も控えましょう。大量に飲むと脱水を招き、尿中の尿酸排泄が増加します。

(予防4)夕食後4時間は空けてから寝る!!

日本人の尿管結石の患者は、ほとんどが夕食中心型で、特に肉類などの動物性タンパク質を多く摂取している傾向にあります。

夕食後すぐに寝ると、就寝中に結石を作る物質が尿中に高まってしまうため、尿中の濃度が低くなるまでの間、約4時間は起きているようにしましょう。

結石のモトでもあるシュウ酸を含む食材とは?調理の工夫は?

結石のモトだとはいえ、ほうれん草やタケノコなどは、旬の時期に食べたくなりますよね。

そういうときは、ちょっとした調理法のコツや、食べ合わせを工夫するだけでシュウ酸の吸収を防ぐことができますよ。

ゆでたり、カルシウムと一緒にとることでシュウ酸の吸収を減らせます。
ほうれん草ならおひたしにしたり、タケノコなら鰹ぶしと一緒にゆでることでシュウ酸の吸収が減らせますよ。

まとめ

今回は、尿管結石を予防するための食材や食事法についてまとめました。
尿管結石を予防することは糖尿病や高血圧などの生活習慣病を予防することにもなるので、是非実践したいですね。