尿管結石の治療法を知りたい!

尿管結石は、ほとんどの人が七転八倒するほどの強い痛みを経験する病気です。
壮年期の男性や閉経後の女性に多く見られる尿管結石は、近年では若い人の罹患率も増えてきました。
そこで、尿管結石の治療法について調べてみました。

尿管結石は自然に治る?!どんな治療法があるの?

尿路結石症診療ガイドラインによると、尿管結石の約60%は自然に石が排出されるというデータがあります。

特に下部尿管結石や結石の大きさが8mm以下であれば自然に石が排出されることが多く、データでは約71%となっており、尿路結石の中でも尿管結石は経過を見る場合もあります。

しかし、結石の場所や結石の大きさによっては、自然に排石されないこともあります。こういう場合は、「体外衝撃波結石破砕術」や「レーザーによる内視鏡手術」という手段がとられます。

このように、尿管結石には、「待つ」方法と「除去する」方法の大きく二つに分かれます。

自然に排石を待つ方法の場合はどんな治療法になるの?

結石が自然に出てくるのを待つ方法であっても、単純に待つわけではありません。
待っている間に結石が大きくならないように、薬物療法がとられます。
結石の発育抑制や溶解作用のある薬や、排尿痛を緩和する薬、尿を出すよう促す薬、尿路を広げて結石を排出しやすくする薬、結石の痛みを和らげる薬などが使われます。

この方法でもなかなか自然に排石できない場合に、外科的な方法として「除去する」方法がとられます。

結石を除去する方法について詳しく教えて!

尿管結石を除去する方法は大きく2つに分けられます。

1.体外衝撃波結石破砕術

結石のある部分を体外から衝撃波を照射して砂にして尿と一緒に排出させる方法です。ドイツで開発された方法で体を傷つけずに結石だけを破砕できます。
麻酔を必要とし、数日の入院も必要となります。

2.レーザーでの内視鏡治療(経尿道的尿管結石破砕術)

尿道から内視鏡を膀胱内に入れて、さらに尿管内にまで内視鏡を進ませて、尿管にある結石をレーザーで破砕する方法です。麻酔が必要となり、1週間程度の入院が必要となります。

まとめ

尿管結石の場合は、尿路結石の中でも比較的自然に排石する可能性が高いですが、結石の原因が食生活やストレスであり、それが改善されないのであれば、自然に排石されるよりも結石が大きくなってしまうリスクが高くなりますよね。
最近では、体に負担の少ない治療法になってきたとはいえ、入院が必要になります。
また、尿管結石は再発しやすい病気でもありますから、予防と治療に努める必要がありますね。