他人事ではない【慢性腎臓病】。

慢性腎臓病とはあまり聞いたことのない病気かもしれませんが、日本人の成人の8人に1人が慢性腎臓病であるという、意外と身近な病気です。

慢性腎臓病とはどんな病気?!

慢性腎臓病の原因は様々ですが、糖尿病と高血圧が最も多く、血糖の上昇、高血圧、脂質異常などがあります。ゆっくり進行する慢性腎臓病の初期では、自覚症状がほとんどありません。体がだるい、疲れやすい、むくみなどの何気ない症状が現れたときには、病気が進行している可能性がある病気です。
慢性腎臓病は、尿検査で尿蛋白陽性、画像診断、血液、病理で腎障害の存在が明らかであることやeGFR(糸球体ろ過量:腎機能を表す指標)が60(mL/分/1.73㎡;単位)未満に低下していることにより診断されます。

慢性腎臓病が進行するとどうなるの?!

慢性腎臓病が進行すると、体内から老廃物を排出できなくなり、最終的には血液透析や腎移植が必要になります。慢性腎臓病があると、脳卒中や心筋梗塞など生命に直結する重大な病気になるリスクが高くなることがわかってきました。
定期的に健康診断を受けて、慢性腎臓病の早期発見と予防に努めることが重要です。

慢性腎臓病を悪化させないためには?!

慢性腎臓病は、残念ながら回復が見込めない病気です。治療を重ねても、もとの正常な状態の腎臓には戻れないのです。しかし絶望的な状態ではなく生活習慣の改善や専門的な薬物治療や食事療法などにより病気の進行を遅らせることができます。

生活習慣改善点

・禁煙しましょう。

喫煙は慢性腎臓病の発症・進行に関与していると考えられます。

・お酒は適量を心がける

過度の飲酒は、慢性腎臓病や末期腎不全の危険因子となります。適量を守りましょう。

・定期的な運動

糖尿病や高血圧など生活習慣病の改善に役立ちます。適度な運動をとりいれましょう。

・不規則な生活の改善

過労を避け、睡眠を十分にとり、ストレスを解消しましょう。

まとめ

慢性腎臓病は、病気の進行度によって食事療法や薬物療法に違いがあります。医師や栄養士のアドバイスを受けて進行度にあった治療をすすめることが重要です。