腎臓結石の治療法について知ろう!

「疝痛(せんつう)」という医学用語があるほどの鋭い痛みを持つ、腎臓結石。
尿管の圧迫でキリキリと痛みが来ることから「さしこみ」ともいわれます。
この腎臓結石患者は、まずこの痛みに耐えかねて病院に駆け込みますので、
鎮痙剤(ちんけいざい…不快な痛みを抑える)、鎮痛剤の静脈内注射、
筋肉注射、座剤(座薬=非ステロイド性消炎鎮痛薬)などによって痛みを抑えます。

次に検尿を行います。
赤血球が認められた場合に「血尿」と診断されますが、尿道炎などのケースもありますので慎重に判断されます。
画像診断が続いて行われます。レントゲンによる写真判定かCT検査では結石の発見性が高まります。

結石の大きさが5㎜以下の場合は、痛み止めを服用しながら自然排出を待つケースが多くなります。
5㎜から10㎜の場合は様々な治療方法を選択することになり、
10㎜より大きな結石の場合は体外衝撃波結石破砕術(ESWL)や経尿道的尿管砕石術(TUL)を行います。
これは自然に排出される大きさまで細かく粉砕するわけです。
また、腎結石(腎臓内の結石)で20㎜以上もの大きさの場合は経皮的腎砕石術(PNL)を行う病院もあります。

●体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

まず患者はベット上で仰向けに1時間ほど横になります。
続いて衝撃波ヘッド(衝撃波を発生する部分)を体の上から結石部位に衝撃波を「押すように」撃ち、結石を砕きます。

●経尿道的尿管砕石術(TUL)

まず陰部を消毒してから、下半身か全身麻酔を行います。
次に尿道から内視鏡を入れ、結石を確認ところでレーザーを当て破砕します。30分から120分程度かかります。

●経皮的腎砕石術(PNL)

背中から腎臓の中へ向けて内視鏡を入れることで、結石を砕くか、取り出す方法です。
これは20mm以上もの腎結石(腎臓内の結石)に対して行います。PNLの場合、
腎臓に内視鏡を入れる穴を先に作らなければなりません。
この際に出血があるため、痛みを伴いますが、大きな腎結石に有効です。