腎臓結石の原因について調べました。

背中の腰の部分にある2つの腎臓。この握りこぶしほどの大きさの臓器は、絶えず血液のフィルターの役目を果たしています。
そのため、一日中休む暇なく働いているのです。
例えば、掃除機はフィルターにゴミが詰まってくれば吸引力が落ちてしまいますが、腎臓も同じことがいえます。
それどころか、年中無休で働き詰めですから、加齢によってだんだんとろ過の力が落ちていくのです。

腎臓結石の原因は加齢のみ?

では、結石の原因は加齢にのみあるのでしょうか?実はそうではありません。
日本全国の腎臓結石患者を調べた結果、多い地域は「東海」「近畿」「中国」「四国」地方で、
少ない地方は「北海道」「東北」「関東」「九州」地方です。
その原因を分析すると『水』に関係があることが分かっています。
カルシウムが少なく、マグネシウムが多く含まれている飲料水を使う地方ほど、結石率は低いのです。
これは、カルシウムの多いチーズの摂取量と結石率との因果関係にも見られます。

マグネシウムと結石の関係

マグネシウムは骨を作るために必要な成分です。

骨の素はカルシウムですが、このカルシウム自体は血液や組織の中に含まれており、
マグネシウムの働きでカルシウムが骨を作り、酸素を活性化させます。
このマグネシウムが欠乏すると、溶け出したカルシウムが結石となって、腎臓に出来てしまいます。
また、リン酸もカルシウムを溶かすのが得意な成分です。
炭酸飲料に多く含まれるリン酸はカルシウムを溶かしてしまいますので、
その分マグネシウムを摂取しなければならないのです。

結石の原因はこのリン酸、カルシウム(蓚酸カルシウム)、炭酸などがあり、
ミルクやチーズの過剰摂取も考えられています。
また、運動不足や先天性異常、副甲状腺腫(副甲状腺ホルモンを分泌することで、
カルシウムの役割を整えるのが副甲状腺。
この部分の疾患が副甲状腺腫)、副腎の腫瘍、慢性尿路感染症のほか、
ストレスなども一因として上げられるため「患者の大半は原因不明」とする医師も少なくありません。