腎臓結石の手術ってどんな感じなの?

腎臓結石は「結石の大きさ」によって手術方法が異なりますが、
重要なことは「一回でうまくいく」かどうかは分からない、ということです。
要は「痛みの原因」である結石をどうにかして体の外に出さなければならないのです。
ですが、尿道は非常に細く、また痛みの伝わりやすい部分ですので、相当な「覚悟」をして臨む必要があります。

●結石破砕装置による体外衝撃波結石破砕術(ESWL)の場合

これは麻酔あり、麻酔なしのケースがあります(通常は麻酔がないと考えて下さい)。
まず、麻酔がある場合ですが、麻酔自体が非常に「痛い」ものです。
ですが、結石の痛みに比べれば…ということでしょうか。誰もが同じことを口にするほどです。

装置によって、破砕の仕方は異なります。
専用のベッドに寝かされ、腰の付近から「結石に近い」場所に向かって衝撃波が連続して発射されます。
この間はモニター画面で自分の結石の状況を見ることが出来ます(カメラが付いています)。
通常1時間ほどかかるのが相場です。非常に痛みが強いので、その日は入院になるケースがほとんどです。

●大型結石破砕装置による体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

これはお湯の入った浴槽に体を沈めて、上から発射装置(電極装置)が「迎え撃ってくる」ものです。
電極からの発射が浴槽のお湯に伝わり、結石に響くようにさせる装置です。
数千発もの衝撃波を打ち込まれますが、実際は電気花火です。

結石破砕装置での「痛み」を予想される方が結構いるようですが、
実際は3つの痛みがある、と想像されるのがよいでしょう。

それはまず

  1. 手術前の麻酔投与の痛み
  2. 衝撃波の痛み
  3. 術後、翌朝麻酔が切れたときの下腹部の痛み、です。

●経皮的腎砕石術(PNL)

これは腎結石の大きいものや、確実に一回で結石と除去したい患者のための方法です。
破砕をせず、尿道の先から尿管にカテーテルを入れ、腎臓付近で風船をふくらませる方法で、尿道を拡張させます。
あとは、腎臓の背中側を2㎝ほど切開し穴を開け、内視鏡を通しながら結石を破砕させ、除去します
(この際にレーザーを使うこともあります)。