腰痛の原因は腎臓結石だった?

腰痛

腰痛といえば、側弯症(背骨が左右に湾曲した症状)、
椎間板ヘルニア、脊柱間狭窄症や脱臼、感染や炎症などが原因の大部分と考えられてきました。
そもそも、加齢によって腰痛は必ず起こる、というのが一般的ですが、泌尿器系の病気が原因の腰痛もあるのです。
実際に整形外科で腰の部分と骨盤をMRIで撮影したところ、腎臓結石が見つかることがあります。
特に、いつも感じる腰痛とは違うな、と思ったら要注意です。

どうして腎臓結石で腰痛になるの?

では、なぜ腎臓結石で腰痛になるのでしょうか?
ちなみに、朝起きてふとんのなかでエビのように体を曲げ、激痛でのたうち回る症状が出ると、
間違いなく腎臓結石だといわれています。これは下腹部にある膀胱から尿が出にくくなって、尿の通り道に圧力がかかるためです。
下腹部の痛みのため、体を折り曲げて痛さをこらえようとして病院に運ばれてくるため、容易に診断が付くわけです。

下腹部の痛みは腎臓の出口にある尿管や腎盂(じんう=腎臓と尿管の間にある部分)での内圧が原因です。
これに対し、腰の痛みはこの腎盂での尿量上昇で内圧が増し、腎臓を覆う皮膜が無理矢理伸びることで、
腎臓そのものが悲鳴をあげることが原因です。
つまり、腎臓の痛みが腰痛の痛みとして感じられるというわけです。

腰痛は長時間同じ姿勢で作業をしたり、腰に負担をかけるような姿勢で起こることがよくあります。
この場合はストレッチなどで痛みを解消することができますが、
それでも痛みが残る場合は腰の「左右どちらか」が痛いのかをチェックするとよいでしょう。
腎臓は左右に分かれて2つありますので、痛みがどちらかに残るのならば、腎臓結石が形成されつつあり、
尿が出にくくなっていることが原因として考えられるのです。

まとめ

体の悲鳴はいきなりくるのではなく、徐々にやってきます。
ですから、普段と違う痛みが続くようでしたら、整形外科でレントゲン、CT、MRIでの検査をするとよいでしょう。